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整備日誌

使ってはいけない『普通』のベアリング

  
バイクには色んなところに使われいるベアリング。

日本の工業製品が世界一の品質を誇れるようになったのは、世界一の精度のベアリングを造る技術があったから・とも言われています。

かなり前になりますが、自分でそこそこいじる・らしいお客が言いました。
ホイールベアリングがダメになったからさぁ、近くの金物屋で同じ型番のベアリング買って交換しちゃったよ。純正部品だと○○○円するんだけど、金物屋で買ったら半分で済んじゃった!

その時は『ほぉ~、そんなに安いんだぁ』と思いました。

確かに金物屋やホームセンターで売ってあるベアリングは純正部品の同じ型番の物と比較するとかなりお安いです。

でも、あなたのバイクには絶対に使ってはいけません!

国産のベアリングは世界一の精度ですよ! ^^;

#6004とか#6203とかのベアリングの型番が同じだからと言って、全て同じ目的に使えるわけじゃないんですよね、これが。

内輪、外輪のどちらが回転するか、静荷重、動荷重どちらを受け止めるか、内輪と外輪にどの程度の温度差があるか、どのようにベアリングを保持するか・などなど 色々な条件によって様々な仕様があるみたいです。

極大ざっぱに言ってしまうと、バイクには一般的にC3というすき間量のベアリングが多く使われているようです。

C3とはベアリングの内輪、ころ(ボール)、外輪間のすき間の量の規格で、例えば一般的なホイールベアリングで外形18ミリ程度のアクスルシャフトを保持するベアリングだと、そのすき間量は13ミクロンとなっています。
更に驚く無かれ、このすき間量は、そのベアリングのすき間を測定する際に荷重をかけて測定するわけですが、その荷重による弾性変形量分(つまり、鉄のボールが同じく鉄の内輪、外輪を押した際に出るボールや内外輪の変形量)を差し引いた、真のすき間量で規定されているそうです。

そのC3という規格のベアリングに対して、一般に金物屋などで売られている「普通」と言われる規格のベアリングは、18ミリの内径の場合のすき間量が約5ミクロンになっています。

このすき間量は、恐らくそのベアリングをホイールに打ち込んだ瞬間に、限りなくゼロに近くなると思われます。
結果、すき間ゼロの状態で時速数十キロから100キロ以上のスピードで走るわけですから、摩擦と発熱であっと言う間にガタガタになってしまうことでしょう。

ベアリングについてそれなりの知識があるのであれば別ですが、安いからといって汎用品のベアリングをバイクの重要な部分、足回りやエンジン内のベアリングに代用してはいけません!

クランクシャフトやコンロッドのベアリング選択と同じくらい重要に考えておかないといけない物なんですよね。

時々ホイルベアリングがスポンッ!と手で入ってしまうようなホイルがありますが、それはNGみたいですよ。
本来しまりばめで固定されていないといけないベアリングの外輪がスコスコだと、その部分にスリップがおきてベアリングやホイルに著しい磨耗や発熱が出るようです。


話は変わりますが、世界一の製法で作られたF1用のホイールベアリングのお値段知ってます?

1個百万円だそうですよ~!